写真:横田ソムリエ・ワイン会にて

 アミダスニュースの新企画として、スタッフの皆さんの自慢料理のコーナーが設けられることになりましたが、料理と言えばお酒――。お酒と料理は古今東西、密接不可分の関係にあることは今更言うまでもない事です。

 数あるお酒の中で「ワイン」は、それが食卓におかれているだけで華やかさとオシャレな雰囲気を醸し出してくれますし、長い長い歴史が育んだ異国の文化の香りを漂わせてもくれます。

 料理とワインの相性のことを「マリアージュ」(結婚)と言いますが、ワインは原料ぶどうの品種や産地、気候、醸造方法などの違いによって、その味に様々の変化を生じますから洋食に限らず中華料理、日本料理に至るまで他のお酒では追随できない程、幅広い分野で良好な「マリアージュ」を実現することが可能です。

 高価なワインがある人にとっては必ずしも最も美味しいワインとは限りません。人はそれぞれ異なる嗜好をもっていますから自分の好みにあったものを特売品から選ぶのも結構なことです。

ワインの知識を深めようと思えば、瓶のラベルを見て「ワイン名」「ぶどうの品種」「生産地」などをメモしておくことです。出来れば地図の上にその産地をプロットしてみましょう。

二つのグラスにぶどうの品種の違うワインを注いでその味や香りの違いを自分なりに把握しておくこともワインを知る上で大変役立ちます。

 自分の作った料理によくマッチするワインの品種は何か、或いは手元にあるワインにピッタリの料理を作るにはどんな工夫をしたらよいか、等々このワイン講座では皆さんのお役に立つ情報をお届けしたいと思っています。